土木学会研究業績賞

当研究室を2019年度まで率いた清水英範先生が,長年進めている「明治期・官庁集中計画の経緯と計画思想に関する研究」により土木学会の研究業績賞を受賞されました. 現在の中央官庁街の原型を与えた一連の計画について,史料や文献を丹念に読み解いて様々な歴史的事実を明らかにしたものです. 清水先生が楽しそうに研究に打ち込んでおられた姿は大変印象的でした.その姿にできるだけ近づけるよう,研究室一同頑張っていきたいと思います.

清水英範教授 東京大学退職記念講演会・懇親会中止のご連絡

幹事一同、3月14日の同講演会・懇親会に向けて準備を進めているところではございますが、昨今の「新型コロナウィルス感染症」の感染拡大が続く中での開催に対して懸念を抱くような状況となりました。 また、清水先生ご本人からも同様の懸念が伝えられました。 これらの状況を勘案しました結果、誠に遺憾ではございますが、講演会・懇親会ともに中止とさせていただくことといたしました。 急なご連絡となり、会の開催を楽しみにしてくださっていた皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒事情をご理解賜りますよう心からお願い申し上げます。 なお、状況が落ち着きましたら、別途、講演会・懇親会を計画する予定でおります。 その際には、あらためてご案内させていただきます。 何卒よろしくお願い申し上げます。 令和2年2月25日 幹事 堤盛人、布施孝志、井上亮 (お問い合わせ先 lastlecture_prof_shimizu(at)trip.t.u-tokyo.ac.jp)

バルセロナの学会に参加しました

スペイン,バルセロナのカタルーニャ工科大学で開催されたEWGT 2019という国際会議に参加し,瀬尾が発表してきました.発表内容は,観測可能な交通データのみに基づく最適混雑課金の求め方についてです.EWGTは交通をオペレーションズ・リサーチ的に研究した成果が報告される場で,普段の学会とは若干違う雰囲気です.バルセロナは都市計画で有名な都市ですが,交通工学的には交通シミュレーションの大家がいることでも有名で,視察しがいがありました.  

学部演習「空間情報学実習」を行いました

8月5日から7日の3日間,本郷キャンパス構内で社会基盤学科学生向けの演習「空間情報学実習」を行いました. 初日は水準測量と目測・歩測によるトラバース測量,2日目はトータルステーションを用いたトラバース測量,3日目には写真測量と最新の測量技術体験を行いました.猛暑の中,三四郎池の形状を誤差0.05%程度で測れました. 実施にあたっては,公益社団法人日本測量協会,千代田測器株式会社,株式会社トプコンソキアポジショニングジャパンのみなさまに大変お世話になりました.ありがとうございました.