去る12月8日の水曜日に学生ゼミを行いました。 今回の発表者は修士2年のふたり。 佐藤は、効率よく学習をすすめる工夫と入力の出力に対する寄与度を評価する手法を試した話をしてくれました。後者については、修士1年の河内の研究を参考にしたんだとか。 コンクリート橋梁の劣化判定を様々な入力から行う研究を行っている天羽は、橋梁の画像と橋梁の諸元をそれぞれ入力としたときの結果に加えて、点検者の所見を新しく入力としたときの結果を見せてくださいました。それぞれ単独の入力では心許ないものの、3つ合わさると精度がちゃんと上がったようです! 次回は再登場の佐藤と私の発表です 卒業年度の皆さんはとうとう佳境を迎えていますね 学生の皆さんもそうでないみなさんも どうか健康にはお気をつけください ではまた来週! 投稿者|Ina.
第5回学生ゼミを行いました
12月1日に,第5回学生ゼミを行いました. 今回は,M1河内とB4片山が研究の進捗報告を行いました. 河内からは,地図更新の自動化についての話がありました.実際の活用場面を想定しつつ,研究の背景を詰めることが重要な分野だと感じると共に,そういった点での質疑応答が盛り上がりました. 片山からは,空間補間の精度についての話がありました.精度向上のために,機械学習の入力として何を扱うかについて熱い議論が交わされました. 次回は,佐藤と天羽が研究の進捗報告を行う予定です. (副査面談のアポ取りをしながら,ラストスパートをかける時期に入ったなあ,と思う今日この頃です.) 投稿者|佐藤
第4回学生ゼミを行いました
11月24日に,第4回学生ゼミを行いました. 今回は,M1の河内が卒業論文の内容を,D1の邱さんが修士論文の内容を発表しました. 河内からは,判断根拠指標を用いた一般物体検出についての話がありました.個人的にSHAPの話が興味深く,色々質問する中で自分でもコードを書いてみたくなりました. 邱さんからは,AED設置に向けた室内人数の推定についての話がありました.AED設置以外にも適用可能な手法であると感じると共に,画像処理・集計のアーキテクチャ設計の図が分かりやすく,図の描き方の参考になりました. 次回は,河内と片山による研究進捗報告を予定しています. 投稿者|佐藤
第3回の学生ゼミを開催しました
11月17日に3回目の学生ゼミを行いました。 今回はM2天羽(メイン)とM2佐藤(サブ)から、研究の進捗の発表がありました。 佐藤さんからは、交通ネットワーク課金の話がありました。最適解に効率よくたどり着くまでには、なかなか苦労があるようで。。。私もいつかそういう場面に遭遇してしまうのでしょうか。 天羽さんからは、コンクリート橋梁の劣化判定の話がありました。学習元データの偏りがそのまま推定精度に現れてしまっているようですね。データ数の少ない劣化要因の推定精度も上げたいですね。 次回の発表はM1河内とD1邱さんです。ではまた来週! 投稿者|Ina.
第4回空間統計学ゼミを行いました
本日第4回空間統計学ゼミを行いました。(空間統計学ゼミの紹介はこちら) 今回は「5.4 クリギング」についてB4片山が発表しました。 今回の内容は前回、前々回と扱ってきたバリオグラムを用いて、空間補間を行うというものでした。 議論の場では普遍型クリギングのパラメータの推定方法や属性変数について話し、クリギングへの理解を深めることができました。 また、吉田先生からは本に記載のないクリギングを用いた研究についてのお話を伺うことができました。 今回で当初予定した輪読範囲が終わりましたので、次回以降は下記の書籍を輪読していきます。 持橋大地,大羽成征 (2019).ガウス過程と機械学習,講談社. 投稿者|片山