空間統計学ゼミが最終回を迎えました!

10日金曜日に第5回空間統計学ゼミ(最終回)を行いました(空間統計学ゼミの紹介はこちら
これまでの学んだ空間情報学の内容とガウス過程との関連を知るべく、

持橋大地,大羽成征 (2019).ガウス過程と機械学習,講談社.

を参考に木村と私から発表がありました

木村からはガウス過程の概念について、はじめから説明がありました
なるほど。ガウス過程を用いた回帰法では、決定論にではなく、確率論的に、つまり、期待値だけでなく分散も得られるので、真値の幅もわかるのですね

私からは、ガウス過程回帰法と(これまでに学んだ内容である)クリギングの関連について発表しました
数学的なバックグラウンドを持つか、工学的なバックグラウンドを持つかという違いだけで、
どちらも限られたデータから未知のデータを推定する手法であるという点では同じなんだとか。
言葉は違くても同じ(ような)ことを意味する専門用語もたくさんありますし

最後には、吉田先生から今回と全体のまとめのお話をいただきました
これまでは理論の話がメインでしたが、実用上の問題なども取り上げていただきました

そんなわけで、空間統計学ゼミはひとまず幕を閉じることになりました
ご指導いただいた吉田先生、安田先生に感謝です

投稿者|Ina.