6月22日(水)、MathWorksが主催するMATLABセミナーに参加してきました。画像処理から機械学習、深層学習のチュートリアルに関するセミナーで、データ分析の際に便利なアプリケーションを知ることができました。
特に、TrainingImageLaberというアプリケーションはGUI上で教師画像データの作成が簡単に行えるもので、画像処理研究を行う研究室メンバーにとっては便利そうでした。これまではExcelマクロやopenGLでツールを自作するのに時間や労力がかかっていたので、これからは使えるツールはどんどん使っていこうと思いました。
また、セミナーでは深層学習に関する解説も行われていました。MatlabにNeural Network Toolboxをインポートするだけですぐに深層学習が行えてしまえるようです。ネットワークの学習過程がGUI上でリアルタイムにモニタリングできたりと、敷居が低く利便性は高いと感じました。
一方で研究室内ではchainerやtheanoというフレームワークを用いたpython言語による開発が主流となりつつあるので、今後MATLAB版に乗り換えるにはコストも大きそうです。群雄割拠な深層学習フレームワーク業界が今後どう変化するのかも気になるところです。
投稿者|神谷