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月刊「測量」7月号の学生ページを執筆しました。

日本測量協会が発行している月刊「測量」7月号の学生編集委員担当ページをM2池澤が執筆しました。

今回のテーマは、車で走行しながら周囲の高精度な点群を取得できる「MMS(Mobile Mapping System)」についてです。記事ではMMSの概要や、ご協力頂いた国際航業様への取材、MMS試乗体験の様子等、学生の視点からまとめてみました。興味のある方は是非ご一読下さい。

集合写真

(写真は学生編集委員の集合写真とMMS車両)

第7回学生ゼミを行いました

第7回学生ゼミを6/29(水)に行いました。今回は、

(a-9)写真測量の流れと3次元復元(*1)(池澤)

を行いました。

★きょうの感想
写真測量の話は授業などでも聞く機会がありましたが、具体的なカメラキャリブレーションの計算法や3次元復元の方法など、初めて触れる内容も多くありました。行列計算が多く、一度では理解が難しい部分もありましたが、何を求めるかということが適宜示されており、式変形を追いやすい発表だったと思います。(大倉)


全員が1回以上の発表を行い、夏学期の学生ゼミは本日で終了となります。夏にかけては、各自の研究の深化、大学院入試などが控えていますが、お互いの研究への理解も深まったなかで、幅広い視点を持ちながら一体感を持って進めていきたいと思います。

(*1)徐剛:写真から作る3次元CG―イメージ・ベースド・モデリング&レンダリング、近代科学社、2001 の4~7章

投稿者|中西

第6回学生ゼミを行いました

第6回学生ゼミを6/21(火)に行いました。今回は、

(a-7)オートエンコーダの仕組み(*1)(大倉) 
(a-8)制限ボルツマンマシンの実演(神谷)

を行いました。

★きょうの感想
同期である大倉のニューラルネットワークの話を聞くのは初めてではありませんが,相変わらず難しく完全には理解し切れないというのが正直なところです.私自身は卒論以降の研究でこの手法を使ったことがないので,やはり理屈を勉強するだけでなく能動的に自分で使ってみないと本質的な理解には至らないのだと思いました.(福冨)

(*1)岡谷貴之:『深層学習』、講談社、2015の第3~5章

MATLABセミナーに参加してきました

6月22日(水)、MathWorksが主催するMATLABセミナーに参加してきました。画像処理から機械学習、深層学習のチュートリアルに関するセミナーで、データ分析の際に便利なアプリケーションを知ることができました。

特に、TrainingImageLaberというアプリケーションはGUI上で教師画像データの作成が簡単に行えるもので、画像処理研究を行う研究室メンバーにとっては便利そうでした。これまではExcelマクロやopenGLでツールを自作するのに時間や労力がかかっていたので、これからは使えるツールはどんどん使っていこうと思いました。

また、セミナーでは深層学習に関する解説も行われていました。MatlabにNeural Network Toolboxをインポートするだけですぐに深層学習が行えてしまえるようです。ネットワークの学習過程がGUI上でリアルタイムにモニタリングできたりと、敷居が低く利便性は高いと感じました。
一方で研究室内ではchainerやtheanoというフレームワークを用いたpython言語による開発が主流となりつつあるので、今後MATLAB版に乗り換えるにはコストも大きそうです。群雄割拠な深層学習フレームワーク業界が今後どう変化するのかも気になるところです。

投稿者|神谷